時には自分が助け、時には人から助けてもらいながら成長していく・・・それが仕事だと思います。今まで様々な工事現場に従事してきましたが、実際は助けてもらったことの方が圧倒的に多いかもしれません。でも、「いつかは自分が・・・」という気持ちを持ち続けることで、仲間と自然な協力関係ができあがると思っています。
私は、これまで林野庁発注の工事を中心に経験してきました。今後はさらに自分のスキルを磨き、どの発注機関でも通用する技術者になるのが目標です。工事現場ではやろうとしたことがいつもうまくいくとは限りませんが、これからも失敗を恐れず、前向きにチャレンジしていこうと思います。
私が土木工事を進める上で一番意識していることは、「自分なりの完成イメージを頭に描く」ことです。共に従事する仲間と汗を流し、日々確実に進んでいく現場を見ながら施工を進め、完成を迎える。そして自分のイメージが形になったとき、何とも言えない「達成感」がありますね。 どんな工事でも同じ工事は2つとない。創る構造物は同じでも、天候、気温などの現場条件の違いから同じ工事は二つとないのが建設業。ただ初めからうまくはいかないので、目の前の課題を一つ一つクリアしながら、いろんな経験を積み重ねることが大事だと思います。
私が担当する現場は山間部が多いのですが、うちの子供たちも屋外で遊ぶのが好きなので、カブトムシをとったり、川や海に行って一緒に遊んでいる時間は「最高の息抜き」です。1日1日成長する子供を見るのは楽しみですが、成長して大きくなるのはさびしい気もしますね。