何もないところに、設計書と図面からものを創り上げるのが我々建設業の仕事です。自分自身が「信念」を持つことで仕事に方向性が生まれ、共に創り上げるスタッフそれぞれが「信頼」し合うことで良い現場が完成すると信じています。そして、お客様、スタッフのみんなから「信頼」される技術者を目指したいと思っています。
一人の技術者として、今後取り組まなければならない私のテーマは、これまで経験・習得してきた技術を少しでも多く後輩に、できるだけ短期間に伝承していくことです。
以前の建設業は「見よう見まね」で長い時間かけて技術の習得を図るのが標準でしたが、これからはもう少しスピード感をもって後輩を育てていくことが重要だと思っています。
建設業を取り巻く環境は、時代も技術も工事現場も刻々と変化してきています。
土木の仕事において、過去の経験は重要で、経験を積むことで自信にもつながります。ただ、とらわれすぎることなく、新たな試みにも積極的に挑戦してみて下さい。すると、建設業の醍醐味でもある「達成感」「充実感」がまたちがったものになるかもしれません。
私には、妻と娘が二人いますが、どちらも親元を離れ、学生生活を楽しんでいます。ですから、今は妻と二人暮らしです。最近は、どこにも連れて行っていないので、二人で旅行でもいこうかなと考えています。マイブームは、韓国の歴史ドラマを見ることです。「トンイ」はおすすめです。